症例

歩いていると脚が痛くてしびれる

腰痛・坐骨神経痛の症例2
「歩いていると脚が痛くてしびれる」

患者

60代 男性 2019年2月来院

症状

1年前から発症。最初は右お尻あたりが痛くしびれ出した。

徐々に右脚の後ろ全体に痛みとしびれが広がり、さらに左膝から下全体に痛みも出ている。

10〜15分歩くと症状が悪化する。少し休むと症状が緩和され再び歩くことができる。

また車の運転を1時間すると症状が悪化する。車から降りる時なかなか動けない。

マッサージや整体に行っているがなかなか良くならない。

診断と治療経過

歩いていると脚が痛みしびれ、少し休むとまた歩けるという”間欠性跛行(かんけつせいはこう)”がみられる坐骨神経痛。

東洋医学的には”腎虚”(下半身を動かす力が足りていない)によることが多い。

1~5診 右胞肓(お尻にあるツボ)に鍼をする。右脚の症状が7割ほど改善し、左膝から下の痛みが治まる。

歩行も倍以上休まずに歩けるようになった。

やりたい仕事も症状のため引退を考えたが、症状が改善されたことで続けられるようになった。

考察

今回のケースでは、歩行中に症状が悪化していることから、下半身を動かす”力の不足”が原因と診断し、不足を補う治療を行なった。

一般に”不足”を補う治療は、”停滞”を取る治療よりも時間がかかることが多い。

このケースでは発症から1年程度しか経っておらず、早期に対処できたことにより素早く症状が改善されたと考えられる。

この方は、その後も定期的に通院されて、症状のコントロールができている。

また、今回のケースと同じ下半身の痛みであっても、症例1のように運動後に症状が改善する場合は”停滞”(経絡の流れが悪い)によって症状が起きていることが多い。

同じ下半身の痛みやしびれであっても、原因は様々で正確に診断することが大切となる。

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